最終ラウンドが行われ、4位から出た松山英樹はボギーなしの1イーグル、7バーディーの61をマークし、通算16アンダーの264で2位に5打差をつけて逆転優勝を果たした。

 米、欧州ツアーを兼ね、強豪が集う世界選手権シリーズでは昨年10月のHSBCチャンピオンズ以来となる2勝目。米ツアーは今季3勝目で、自身の持つ日本勢の通算最多勝利数を5勝に伸ばした。

 2位はザック・ジョンソン、3位は通算10アンダーのチャーリー・ホフマン(ともに米国)だった。小平智は5オーバーの47位、谷原秀人は6オーバーの50位。

 松山の話 スタートする前はパーで回れれば最高だと思っていた。2番でイーグルを取れて波に乗れた。とんでもないミスをするかと不安だったが、大きなミスがなくてよかった。(メジャー優勝に向け)何人もの日本人がチャレンジして取れていないものを取れるように頑張りたい。