男子ゴルフの世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待で米ツアー通算5勝目を挙げた松山英樹(25=LEXUS)が7日、全米プロ選手権(10日開幕、ノースカロライナ州クウェイルホローC)に向けて同コースで練習を行った。

 タイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン(ともに米国)という新旧世界ランク1位に並ぶ同一シーズンでの世界選手権シリーズ複数Vという快挙を達成したばかりだが、精力的に午後からアウト9ホールをラウンド。最後は入念にショートパットのストロークをチェックして引き揚げた。

 米ツアー公式サイトによる優勝候補予想「パワーランク」も同日に発表。「彼の番だ。ファイアストーン(ブリヂストン招待)でショットが改善し、1段上のギアが入った。日本初のメジャーチャンピオンになる準備はできている」という寸評とともに、通算21試合目となるメジャーでは初めて優勝候補筆頭に推された。

 舞台のクウェイルホローCは毎年ウェルズ・ファーゴ選手権が行われ、松山は過去3度参戦。14年38位、15年20位、16年11位と予選落ちがなく、成績も右肩上がりとなっている。

 パワーランクは以下の通り。

 ◆1位:松山英樹(日本、3位)

 ◆2位:ロリー・マキロイ(英国、4位)

 ◆3位:リッキー・ファウラー(米国、10位)

 ◆4位:ザック・ジョンソン(米国、40位)

 ◆5位:ジョーダン・スピース(米国、2位)

 ◆6位:トマス・ピエテルス(ベルギー、23位)

 ◆7位:チャーリー・ホフマン(米国、20位)

 ◆8位:ポール・ケーシー(英国、18位)

 ◆9位:ブルックス・ケプカ(米国、11位)

 ◆10位:ダスティン・ジョンソン(米国、1位)

 ◆11位:トニー・フィナウ(米国、61位)

 ◆12位:アダム・スコット(オーストラリア、17位)

 ◆13位:フィル・ミケルソン(米国、30位)

 ◆14位:ジョン・ラーム(スペイン、6位)

 ◆15位:ヘンリク・ステンソン(スウェーデン、8位)

 ◆16位:マット・クーチャー(米国、12位)

 ◆17位:マーク・リーシュマン(オーストラリア、31位)

 ◆18位:アレクサンデル・ノーレン(スウェーデン、9位)

 ◆19位:パトリック・リード(米国、28位)

 ◆20位:トミー・フリートウッド(英国、15位)

 ()内の順位は最新世界ランク