男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全米プロ選手権は10日にノースカロライナ州シャーロットのクウェイルホロー・クラブ(パー71)で開幕し、世界ランキング3位の松山英樹は午前7時45分(日本時間午後8時45分)に10番からスタートする。

 メジャー初制覇の期待がかかる松山は、開幕前日の9日はコースを回らず練習場で2時間ほど黙々とショットやパットの感触を確かめて会場を後にした。

 他の日本勢の谷原秀人、池田勇太、小平智はそれぞれ9ホールを回って最終調整した。谷原は「(結果には)苦しみと楽しみの両方があるが、終わってみてどうなるか」と話し、池田は「日に日に調子は良くなっている。体調も悪くない」と万全を強調。前週のブリヂストン招待では1日もアンダーパーを出せなかった小平は「ここで60台を出せれば」と目標を掲げた。