プロデビュー戦の勝みなみが3バーディー、1ボギーの70でまとめ、2アンダーの暫定15位で好スタートした。3番でボギー先行ながらも7番で2メートル強のパットを沈めてイーブンに戻すと、後半は10番、18番で4メートル近いバーディーパットをねじ込んだ。「アンダー(パー)で回りたいと思っていたので良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 プロツアーはアマ時代に69試合出場し、このプロ初陣が区切りの70試合目。「ルーティンになっている」とアマの時と同様、デポット(穴)を埋める目土袋を持ってラウンドした。「アマとプロで精神的な違いはないです」と強調しつつ、上位進出も狙える順位に思わず賞金ゲットの本音もポロリ。「(賞金は)いくら~とできます」と通帳を持つポーズもみせながら満面の笑み。まずは今日12日にキッチリと予選通過を決める腹づもりだ。