今季限りで引退する女子ゴルフの宮里藍(32=サントリー)が30日、今季メジャー最終戦のエビアン選手権(9月14日開幕、フランス、エビアン・リゾートGC)が現役最後の試合になると自身のブログで発表した。4週間ぶりに出場する今日31日開幕のポートランド・クラシック(米オレゴン州)と合わせ、現役は残り2試合となる。

 「今の現状で自分のゴルフが家族を超えることはないと心から感じており、現役最後の試合を、今年最後のメジャーであるエビアンで終える事を決めました。非常に難しい決断ではありましたが、今は家族のサポートがとても重要でありまた自分でもそうしたいと思っています」(原文まま)とつづり、今月上旬に父優さんが倒れて入院したことも背景にあるとうかがわせた。

 エビアン選手権の翌週には日本でミヤギテレビ杯ダンロップ女子(宮城)が開催。かつてアマチュアで優勝し、自身も印象深い試合として挙げていたこともあり、大会側も出場をオファーしていた。