野村敏京はパット数25。グリーンとその周辺で粘ってスコアをつくった。「アイアンの不調をうまくカバーできた。このショットで2アンダーは良い」と納得顔だった。

 2、4番とボギーが先行したが、パー5の4ホールで全て第3打をきっちりとピンに寄せてバーディーを奪い挽回。グリーンを外した17番(パー4)では、斜面に当てて勢いを絶妙に殺した3打目をカップの脇に寄せてピンチを切り抜けた。

 ショットは「手で打ってしまう悪い癖が試合ではなかなか直せない」と苦戦している。それでも好位置につけ「ショートゲームはいいから、あともう少しショットが良くなれば」と前向きに話した。