アマチュアで昨年の日本女子オープンを制覇した畑岡奈紗(18=森ビル)が復活のプロ初優勝を挙げた。

 このプロ初勝利で1年間の国内シードを獲得した畑岡は、今季から来季への選択肢が広がった。来季に向け「両親と話し合ってから」と前置きした上で「気持ちは7割ぐらい米国にあります」との米ツアー継続参戦の方向性を示した。今季は賞金ランク136位で、賞金シード(80位以内)を確保できずに残り試合の出場も厳しかった。今後は日本ツアー残り9試合に出場でき、来月から本格的となる来季の米ツアー出場権を懸けたQT(予選会)も腰を据えて臨める。畑岡は「(日本ツアーに)出られるところは出ます」と口にした。

 また、今年からツアー優勝で日本女子プロ協会の正会員の権利を得られることになり「申請します。正会員として試合に出られるのは単年登録とは違う気持ち」とホッとした表情を浮かべた。