男子ゴルフのダンロップ・フェニックス(16日開幕、宮崎・フェニックスCC)にディフェンディングチャンピオンとして出場する世界ランク7位ブルックス・ケプカ(27=米国)が13日、宮崎空港で歓迎セレモニーに出席した。

 「去年初めて日本に来て、本当に素晴らしい経験をさせてもらった。人も温かいし、食べ物もおいしい。ゴルフコースも素晴らしい。楽しみにしていたので、やっと帰ってこられたという気持ちです」と笑顔を見せた。

 1年前は大会記録を2打更新する通算21アンダーの貫禄勝ち。「去年の優勝を今でも時々思い出す。ここでの優勝があったおかげでUSオープンにも勝てたんじゃないかと思っている」と、6月のメジャー初Vにつながる転換点でもあったと話す。

 さらに今大会にはその全米オープンをはじめ、米ツアーで何度も優勝を争ってきた世界ランク4位の松山英樹(25)が2年ぶりに参戦。「3年前に初めて会った時から、いずれは世界NO・1になるんじゃないかと思っている。ショットも本当にうまいし、何より精神力が素晴らしい。試合で戦うのが非常に楽しみ」と開幕を心待ちにしていた。