QT突破を狙うキンクミこと金田久美子(28)が、また叱られた。

 賞金シード権を喪失して臨む今大会は、イ・ボミの専属で知られる清水重憲キャディー(43)にバッグを託している。前日29日の第2日は66で回って首位浮上したにもかかわらず「番手とかで怒られすぎてます」と漏らしていた。

 首位から出たこの日は1バーディー、4ボギーの75。通算4アンダーで10位に後退し、前日までの笑顔は完全に消えた。

 「もう、めっちゃくちゃ怒られました。今日は調子が悪かったからな~。(清水キャディーの)顔が笑ってなかったもん。『お前、泣かすぞ!』ってまで言われた」。

 ブツブツとラウンド中の出来事を明かすと「はぁ…」っとため息が漏れた。

 金田は「プレー中に泣かされてもねぇ。さすがに『やめて~』ってなった」とまたブツブツ…。

 30位前後までに来季前半戦の出場権が与えられるため、無理して首位を狙わなくてもいい。そんな背景があるため、最後は気持ちを切り替え「明日の最終日は全部パーでいい。そんなことを(清水キャディーに)言われたから『確かに、そ~だな。攻めなくてもいいんだ』と思った」とほほ笑んだ。