日本ゴルフツアー機構(JGTO)の表彰式が4日、都内のホテルで開催された。

 石川遼(26=CASIO)は来年1月のSMBCシンガポール・オープンとレオパレス21ミャンマー・オープンという日本とアジアツアーが共催する2試合の出場も視野に入れていることを示唆した。

 かねて1月から4月にかけては米下部ウェブドットコムツアー中心に戦う考えを表明していたが「もう1度、考え直しています。どの試合に出ようか、どの試合を休もうか」。スイング改造は道半ばであり、結果にフォーカスする段階には達していない感覚がある。一方で米下部での戦いは、返り咲きを狙う米レギュラーツアーに直結している。「(米下部を)1年間続く予選会と考えれば、結果にとらわれないのは難しい。改造中のスイングも完成にはほど遠い。時間が必要だと思えば、最初からは出ないかもしれない」。米下部への参戦開始時期を遅らせる可能性に言及した。