男子ゴルフの今年の世界ランク対象大会が24日までに全て終了し、31日付の17年最終ランクが確定した。

 宮里優作が50位となり、年末時点の50位以内の資格により来年4月のマスターズ初出場が確定。一時は49位だった小平智は、ラスト2週でキラデク・アフィバーンラト(タイ)と宮里優に抜かれて51位。年末時点での出場権獲得には1歩及ばなかった。

 ダスティン・ジョンソン、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス(いずれも米国)、ジョン・ラーム(スペイン)、松山英樹のトップ5に変動はなし。松山は日本勢最高の2位まで上り詰めた17年の世界ランクを5位で終え、16年終了時の6位を上回った。

 6位ジャスティン・ローズ(英国)からリッキー・ファウラー、ブルックス・ケプカ(ともに米国)、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)と続き、セルヒオ・ガルシア(スペイン)までがトップ10。16年終了時点で1位だったジェーソン・デー(オーストラリア)は13位、同2位ロリー・マキロイ(英国)は11位とそろって大きくランクを下げる1年となった。この1年間、トップ10をキープし続けたのはD・ジョンソン、スピース、松山、ステンソンの4人だけだった。

 日本勢2番手は35位の池田勇太で、こちらも2年連続4度目のマスターズ出場が決定。谷原秀人は69位、今平周吾が85位だった。

 

 ◆16年最終世界ランク

 1位 ジェーソン・デー(オーストラリア、13位)

 2位 ロリー・マキロイ(英国、11位)

 3位 ダスティン・ジョンソン(米国、1位)

 4位 ヘンリク・ステンソン(スウェーデン、9位)

 5位 ジョーダン・スピース(米国、2位)

 6位 松山英樹(日本、5位)

 7位 アダム・スコット(オーストラリア、31位)

 8位 パトリック・リード(米国、24位)

 9位 アレクサンデル・ノーレン(スウェーデン、18位)

 10位 バッバ・ワトソン(米国、89位)

※()内の順位は17年最終世界ランク