3年ぶりの出場となったタイガー・ウッズ(米国)は序盤にショットが乱れたが、粘ってイーブンパー。「戦いに残れた。よく我慢できた」とほっと胸をなで下ろした。

 出だしの10番(パー4)はティーショットを右ラフに打ち込みボギー。11番(パー4)は左ラフからの第2打がグリーン右手前の池に飛び込みダブルボギーと「最悪のスタート」だった。早々に汗だくとなり、同じ柄のシャツに着替えて臨んだ12番でショットを50センチにつけバーディー。これで流れが変わった。

 2オーバーで折り返し、後半は1、8番でともに2メートルのバーディーパットを沈めて大歓声を浴びた。5度目の大会制覇を狙う42歳。「メジャーの戦いは長い。後半はショットも良くなった」と満足そうだった。