このところ優勝争いの常連になっている新鋭、小祝さくら(20=ニトリ)がボギーなしの5アンダー、67で回り5位タイにつけた。

 「ピンチは1回ぐらい。最終ホールでバーディーパットを外したのがもったいなかった」と淡々と振り返った。

 好調の要因は、今季の課題だったパッティングがようやく上向きになってきたこと。「前半戦は、パットがひどすぎて。そこを重点的に何でだろうと考えて、コーチと一緒に練習してきた」という。その練習方法が、ホームセンターで買った1・5メートルの細いアルミ板の上でパットを練習することだった。

 「最近レールの練習をずっとやってきてて、確実に良くなっているのもありますし、しっかり芯ををとらえて打つことが少しはできるようになってきた」と、自信を深めた。

 毎試合で自己に課す目標は、今大会は「1日4アンダー」。それを1つ上回った。「優勝スコアとか考えたら、毎日4アンダーづつと考えて」と、優勝を強く意識して第2日目以降に臨む。