悪天候で順延となった第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、7打差25位で決勝ラウンドへ進んだ松山英樹は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、通算イーブンパーの210で63位に後退した。

 全米オープン2連覇のブルックス・ケプカ(米国)が4つ伸ばし、通算12アンダーでメジャー通算3勝目に王手。2打差でアダム・スコット(オーストラリア)、さらに1打差でジョン・ラーム(スペイン)、リッキー・ファウラー、予選ラウンド首位のゲーリー・ウッドランド(ともに米国)が続いた。

 タイガー・ウッズが第2、第3ラウンドと66をそろえて通算8アンダーで6位に浮上。逆転優勝を視界に捉えた。昨年大会覇者ジャスティン・トーマス(米国)、15年大会優勝のジェーソン・デー(オーストラリア)らも6位で並んだ。

 直近のメジャー、全英オープン優勝のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)が通算7アンダーの12位。世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)は2つ落とし、通算5アンダーの21位。ジョーダン・スピース(米国)は12番でトリプルボギーをたたき、通算4アンダーの28位と今季の生涯グランドスラム達成は厳しくなった。

 小平智と池田勇太は通算2アンダーの45位だった。