首位と2打差となる2位の好スタートを切った畑岡奈紗(19=森ビル)は復調への手応えを口にした。

 全英リコー女子オープンを含めた欧州2連戦でショットを中心とした不調に苦しんでいたが、この日はアイアンとパッティングが安定し、ボギーなしのラウンド。特にパットは調子の良い時の強気の姿勢も出てきた。畑岡は「ティーショットだけ、まだ少し心配な部分があるが、アイアンとパッティングは思ったように打てているので良かった」と安堵(あんど)感を漂わせた。

 オフ期間には基本に立ち返った練習を心掛け「風が強い中で2週間、ゴルフをして自分のショットが結構、崩れてしまった。またアドレスから、一からやり直してオフを過ごしていました」と振り返る。優勝争いできる順位につけたこともあり「明日はもう少し、ティーショットを安定させて。引き続きアイアンとパットで攻めていきたい」と口にした。