日没サスペンデッドながら、午前スタートでホールアウトできた畑岡奈紗(19=森ビル)は後半に苦しみながらも暫定3位につけた。首位と2打差の8アンダー2位で出ると、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算11アンダー133まで伸ばした。

 1番で1メートルのパットを沈めてバーディー発進。4番も1メートル、6番は2メートル、8番も2・5メートルにつけるなど、ショットで奪ったバーディーだった。「ティーショットが昨日より安定していて前半からたくさんチャンスにつけられた。アイアンは、前半は思ったように打てた」と振り返る。

 折り返しての後半は10番はパーパットがショートしてボギー。16番ではピン左下11メートルから3パットでボギーをたたいたが、最終18番でバーディー締め。「上位で戦えていたし、あと2日あるので、焦りはなかった」と平常心を口にした。

 今季2勝目に向け、好位置をキープできた。「良い予選ラウンドでスタートできたと思う。半分が終わったばかり。あと2日、集中してプレーできればいい」と気持ちを引き締めていた。