有村智恵(30=日本HP)が6バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算7アンダーと首位と1打差の2位につけた。

前半の5番で4オン、2パットのダブルボギーをたたいたが、6番でバーディーを取り返すと、9番からは4連続バーディーで一時は首位にも立った。「ダブルボギーも自分の中では引きずらなかった。切り替えて次にいけた」とこの日のプレーを振り返った。好調の要因は「ウエッジで打つときに、あえて距離を聞かないで自分の感性で打つことを心掛けている」という。米国人コーチに「ルーク・ドナルドは50ヤード以内は目だけでやっている」とアドバイスされ、自身の米国ツアー経験も踏まえ「たくさんの情報を入れすぎると、考えすぎてしまう」と悟り、その後練習でも取り組んできた。「ようやく最近やれるようになった」。

また、つま先の親指の下に重心を置いて打てるように、毎朝10~15分のランニングを行い「今週は状態がとてもいい」と話。今季2勝目へ向けて「いい波がきているから、思い切ってやれている」と手応えを口にした。