1打差5位から出た松山英樹は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落とし、通算2アンダーの140で44位に後退した。

今季メジャー2勝のブルックス・ケプカ(米国)、トップタイから出たジェイミー・ラブマーク(米国)が通算10アンダーで首位に並んだ。

1打差3位でアダム・スコット(オーストラリア)、さらに1打差でポイントランク1位を走るディフェンディングチャンピオンのダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー(ともに米国)が続いた。

ポイントランク2位につけるジャスティン・トーマス(米国)は、フィル・ミケルソン(米国)らと並ぶ通算6アンダーの11位。ジェーソン・デー(オーストラリア)は通算5アンダーの17位。ジョーダン・スピース、パトリック・リード(ともに米国)らも通算2アンダーで松山と並ぶ44位だった。

5年ぶりのプレーオフ出場となるタイガー・ウッズ(米国)は連日の71。通算イーブンパーの67位とカットラインギリギリで決勝ラウンドへ進んだ。

松山と同組の小平智は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算7オーバーの112位で予選落ちとなった。

◆米ツアープレーオフ レギュラーシーズンのポイントランク上位125人が第1戦に進出し、第2戦以降は100人、70人、30人と出場選手が絞られていく。加算ポイントはレギュラーシーズンの4倍で、第3戦を終えた時点でいったんリセット。最終戦前のポイントランクに応じて1位2000ポイント、2位1800ポイント…とあらためてポイントが付与されるため、数字上は30位からの大逆転も可能。総合王者には1000万ドル(約11億円)のビッグボーナスがある。今季の松山はポイントランク76位、小平は同77位でレギュラーシーズンを終えた。