国内女子ゴルフのメジャー第2戦となる日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は6日から4日間、富山・小杉CC(6605ヤード、パー72)で行われる。5日はプロアマ戦が開かれ、イ・ボミ(30=韓国)が、名コンビだった清水重憲キャディーと“決別”したことを明かした。

13年から専属となり、16年には2年連続で賞金女王になったが、昨年から不振に悩んでいた。

イ・ボミは「私は清水さんが大好きで、尊敬する方。でも(最近は)成績が悪すぎて、良いことを言われても私ができないことが悔しかった。それが重圧になったので、ちょっと気分転換です。申し訳ない気持ちでゴルフをするのも、邪魔かなと思った。期待に応えられないので」と、素直な胸の内を語った。

今後については「私が(成績が)良くなればお願いしたい」と“復縁”も示唆した。

今大会は、自身が拠点とする兵庫・マスターズGCの女性研修生をキャディーに起用。日本ツアーで清水キャディー以外にバッグを任せるのは「6年ぶりぐらいです」と明かした。

完全復活に向け、最も信頼するキャディーと一時決別。13年以来の優勝へ、悲壮な覚悟で臨む今大会については「久しぶりに清水さんがいないコースで、私がどんな感じになるのか、すごく楽しみ。バタバタになると、すごく忙しくなると心配ですけど、1つ、1つ、頑張ります」と言い切った。