1、2回戦を勝ち上がった24人とシード選手8人による3回戦が行われ、シード選手の池田勇太(32=フリー)は高橋賢(31)に4アンド3で快勝して16強入りした。賞金ランク1位の今平周吾(25)も順当に勝ち上がった一方、前週ツアー初優勝を飾った星野陸也(22)、昨年大会優勝の片山晋呉(45)らは敗れた。

池田は11番からの5ホールのうち4つを取り、勝負を決めた。前週は手こずる場面があったパットも、日本では珍しいバミューダ芝のグリーンで気持ちよく転がし「(芝が)好きだからね」。バッグを預ける出口慎一郎キャディーは前週に星野陸の初Vをアシスト。昨年は片山の相棒として、この大会を勝っている。「去年も先週も勝っちゃってるし、ギラギラしてるんじゃないですか」と笑った。日本では直近5戦で4度のトップ10と上昇傾向。得意とする秋を前に、国内最高の優勝賞金5200万円で弾みをつけにいく。