前週フジサンケイ・クラシックで初優勝を飾った星野陸也(22=フリー)が自身ツアー初となるホールインワンを決めた。

小林伸太郎との17位タイ決定戦の8番、ピンまで169ヤードを9番アイアンで振り抜くと、右からのフォローの風に乗ったボールがピン横に落ちてカップに消えた。「9番アイアンで(飛距離が)160ちょっとなので、奥はいかないだろうと思って打ったら、いい感じで“スジって”いって。ピンの裏に隠れていたら嫌だったので(ティーグラウンドでは相手に)OKを出さなかったんです」と笑った。

16年のサードQTの練習ラウンド以来となるエース達成。「1日遅かった~」と前日敗れた3回戦を悔しがりつつ、試合は7アンド5で快勝した。この勝利で獲得賞金は100万円アップし、さらにホールインワン賞で100万円をゲット。「ホントは昨日勝ちたかったですけど、今日しっかりと勝つことができて、負けで(大会を)終わらなかったのは良かったかなと思います」とうなずいていた。