専属キャディーとのコンビを解消した元賞金女王のイ・ボミ(30=韓国)が、大きく出遅れた。

2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77で回り、5オーバーの120位。13年からコンビを組み15、16年と2度の賞金女王を経験した清水重憲キャディーと“決別”。悲壮な覚悟で今大会に臨んだが、予選通過も厳しい位置からのスタートとなった。

イ・ボミは「データを見たらフェアウエーキープも半分で、パーオンも8回しかできなかった。そのデータ通りのスコアかなと思っています。スイングのタイミングが合わなくて、悩みながら回りました。右も左も怖くなって、振れなかったです」と苦しい胸の内を明かした。

名キャディーが不在の中で18ホールを回り「前のホールがアゲンストなのに、次のホールもまたアゲンスト。それがすごく難しかった。悩む時も我慢しながらやった。でも、ショットが悪いから、マネジメントをうまくしたくても、できない感じ」と話した。