無念の途中棄権となった元賞金女王のイ・ボミ(30=韓国)は「とてもプレーを続けられる状況ではなかった」と言葉を絞り出した。

5オーバーの120位から出て1バーディー、4ボギー、2ダブルボギーとこの日も大きくスコアを落とし、通算12オーバーとなった9ホール終了後に棄権。

イ・ボミは「朝起きて、腰と背中に張りがあって、少し不安のままコースに来たんですけど、練習場でもスイングをする時に少し違和感があった。痛み止めの薬を飲んで行こうと思ったけれど、飲まずにスタートして、やはり、だんだんと痛みが出てきたので」と明かした。

さらに「スイングもあまりできなくて。バックスイングをする時から痛いし、違和感があります。そのまま体を回すのにも痛みがある」と話し、前週の欠場理由となった腸炎の影響については「それはないと思います」とだけ言った。

次週にはマンシングウェアレディース・東海クラシック(愛知)を控えている。今後については「来週もホステスプロとしての大会なので、早く治して、また良いプレーができるように頑張りたい。トレーナーに見てもらって、ケアをして、状況を見ながら病院に行くかは判断したい」と語った。

国内ツアーでの棄権は16年日本女子オープン以来となる。