男子ゴルフのANAオープン(北海道・札幌GC輪厚)大会事務局は7日、北海道で6日に最大震度7の地震を観測した影響で13日から開催予定だった大会を中止すると発表した。主催の全日本空輸は、予定していた賞金額の一部を被災地支援のために寄付するとしている。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)によれば、73年のツアー制施行後、自然災害によって男子ツアーが試合を中止するのは初めてとなる。

中止を受け、JGTOの青木功会長は以下のコメントを寄せた。

この度、「平成30年北海道胆振東部地震」により被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

このような災害により、ANAオープンが中止せざるを得ない状況となった事を残念に思います。特に本大会を毎年楽しみにしてくださっているファンの皆様の事を考えると大変残念でなりません。しかし、今なお現地では余震が続いており、皆様の安全をはじめ、全ての状況を考慮して本大会を中止とさせていただきました。

被災地におかれましては、全力で救助、災害対策にあたられている方々に敬意を表し、被災者の方々が一日も早く普段の生活に戻れますことを心よりお祈り申し上げます。

(原文まま)