昨年、現役を引退した女子ゴルフの元世界ランキング1位宮里藍さん(33)が13日から開幕する米メジャー、エビアン選手権(フランス・エビアンリゾートGC)に出場する畑岡奈紗(19)にエールを送った。

同日、都内のホテルで開かれた「ブリヂストン 2018 BLIZZAK プロモーション発表会」に出席。メジャー昇格前のエビアンマスターズで2度優勝を経験した宮里さんは「(畑岡は)十分に優勝の可能性があると思います。持ち前の飛距離を生かしてほしい」と大きな期待を寄せた。

今年6月、アーカンソー選手権では日本勢最年少(19歳162日)で米ツアー初優勝を果たした畑岡は7月の全米女子プロでもプレーオフの末に2位。宮里さんは「奈紗ちゃんは今、自信があると思うので、あまりいろんなことを深く考えず、自然体でやってもらえたらと思います」とエール。

自ら現役最後の大会として出場し、コースを知り尽くしているだけに「エビアンのコースは土地柄、とても難しい、他コースよりもひとくせ、ふたくせあるコース。なのでショットの精度も求められると思います」と優勝へのキーポイントも挙げていた。