畑岡奈紗(19=森ビル)が、メジャー初制覇へ向け好発進した。6バーディー、2ボギーの4アンダー、67で回り、午前スタート組の中では首位のシガンダ(スペイン)に2打差の3位につけている。

10番からスタートし、前半は2バーディー、1ボギー。後半の3番でこの日3つ目のバーディーを奪うも、最難度の4番でボギー。しかし、続く5番ではバンカーからパーをセーブ。続く6番パー3も第1打をグリーン奥ラフに打ち込んだが、パーセーブ。我慢を重ねて、終盤の7番からは3連続バーディーを奪い、上位に浮上した。

米女子ツアー参戦2年目は、アーカンソー選手権で初勝利。その後、全米女子プロゴルフ選手権では2位と着実にステップアップ。77年の樋口久子以来、41年ぶり日本人によるメジャー制覇が見えてきた。