午前組で首位と2打差の6アンダーでスタートした岩田寛(37=フリー)が、3バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位に浮上している。

岩田は、前半の14番でボギーをたたいたが、直後の15番から3連続バーディーと盛り返した。16年から2年間の米ツアー挑戦を経て国内ツアーに復帰。15年の長嶋茂雄招待セガサミー杯以来のツアー3勝目を目指す。岩田は「(14番は)FWからボギーをたたいたので、それを引きずらないで、次のホールにいけたところが今までと違う。いつも余裕がないのに、そのときは余裕があった」と振り返った。アジアンツアーとの共同開催となる今大会で優勝すれば、現時点で91位と低迷する賞金シード獲得や海外再挑戦などチャンスが広がるが「意識はあるけど、特に考えていない。1つ1つやっていくだけ」と慎重に話した。