10アンダーで単独3位に入った菊地絵理香(30=オンワードホールディングス)は、柳の強さに脱帽した。

「優勝をどこかで意識していた。固くなっていた部分が多少あった」と、2バーディー、2ボギーとなかなかスコアを伸ばせなかった。そんな菊地を尻目に、5バーディー、ノーボギーとスコアを伸ばした柳の強さに圧倒された。

「悔しいですが、優勝した蕭然は、最初から最後までまったくスキがなかった。こんなに安定している選手を見たのは初めて」と驚きを口にした。そして「全体的に、本当に私自身レベルアップしたい」と自らに言い聞かせていた。