男子ゴルフの石川遼(27=CASIO)が、今日11日開幕の日本オープン(横浜CC)へグリーン上の感覚を研ぎ澄ませて臨む。

石川には珍しくピン型センターシャフトでパットの練習を続けている。「(エースの)L字よりつかまりにくい。ストロークの矯正です」。そのピン型と長さや重さをそろえたウエッジも用意し、パターと同じグリップをさして練習グリーンで使用。「パットもウエッジの刃で打つイメージ」と理想的な転がりを追求する。2年ぶり4度目の出場となるアダム・スコット(38=オーストラリア)は“二刀流”。7月の全英から長尺と短尺の2本をバッグに入れており「今週も両方使うよ」と明言した。