日体大2年で今夏のプロテストに合格した新人の河本結(20=エリエール)が、下部ツアーの賞金女王に王手をかけた。首位と2打差5位から出て7バーディー、1ボギーの66で回り、通算8アンダー。単独首位で14日の最終日を迎えることになった。

プロ1年目で既に下部ツアーで3勝を挙げている。今季のステップアップツアーは今大会を含め残り2戦。河本の獲得賞金額は現在約1427万円で賞金ランクトップに立っており、優勝すれば1試合を残して下部ツアーで初の賞金女王が決まる。

1打差2位に同じく今夏のプロテストに合格した脇元華(21)。通算4アンダーの3位に、同ツアーの賞金ランクで河本を約30万円差で追う同2位の上原美希(30)が続く。首位から出た蛭田みな美(21)は74とスコアを落とし、同2アンダーで15位に後退した。