男子ゴルフで来季ツアートーナメント3試合を開催予定だった国際スポーツ振興協会(ISPS)が、日本ゴルフツアー機構(JGTO)に対して来季の開催中止を正式に通告したことが15日までに分かった。

ツアー側は開催に向けて交渉を続けてきたが、来季の中止を決断したISPSはJGTOへ抗議文書を送った。

今季レギュラーではISPSハンダ・マッチプレー選手権、下部AbemaTVツアーでもISPSハンダ・チャレンジを主催。来季はこの2試合に加え、レギュラーで「ISPSハンダ東京オープン」を千葉で新規開催するとして、合計3試合の開催申し込みを済ませていた。

6月に行われたマッチプレー選手権の記者発表には、全米オープンで中継局の現地解説を務めていたJGTO青木功会長が不在。代役として石川遼副会長が出席した。青木会長は大会本戦のプロアマと表彰式も体調不良で欠席。さらにJGTOから打診したAbemaTVの中継で表彰式の様子がカットされ、一連の対応がISPS半田晴久会長(67)の怒りを買う形となっていた。