新シーズン2試合目となる16年大会覇者の松山英樹(26=LEXUS)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77で回り、通算3オーバーの219で35位に後退した。

ここまで2日連続バーディーの2番パー5で2オンに成功したが3パットパー。6番パー3はティーショットを池に入れてダブルボギーをたたいた。後半14番で唯一のバーディーを奪った後も4ホールで3ボギー。2番同様、過去2日ともバーディーの最終18番パー5は第2打を池に入れてのボギーだった。「ショットもパットもうまくいかなかった。特にパットがひどかった」と振り返った。

第1、2ラウンドでもグリーンのスピードに合わせられていない不安を口にしていた。「それがライン読みにまでつながって、結局、打ち方がわけ分からない状態になってしまった。仕方ない」と伏し目がちに分析。フェアウエーキープ率64・29%、パーオン率61・11%は前日までと遜色なく、3日間トータルでもそれぞれ部門別8位と13位につける。その分、パットの苦戦は色濃くなった。

納得のプレーで次戦につなげたい最終日。「そう(最終日で次につながるラウンドを、と)言って、もう1年たつ。とりあえず明日、18ホールを完走できたらいいと思います」と言葉をしぼり出した。