初の2週連続優勝を目指す崔虎星(チェ・ホソン、45=韓国)が、4バーディー、ノーボギーの66で回り2位につけた。前半から安定したプレーでコンスタントにスコアを伸ばし、自身初の2週連続Vを射程圏に入れた。「ショットもパットのコンディションも良かった。(残りの)金、土、日も一生懸命プレーしたい。(2週連続Vは)そういうことは考えないようにしています」と無欲の挑戦を強調する。

先週のカシオ・ワールドオープンで、海外からも注目される「フィッシャーマンズ(釣り人)スイング」と称される変則スイングで、13年以来のツアー2勝目を挙げており、勢いに乗っての今季の最終戦。第1日は、代名詞の派手なアクションと雄たけびは少なく、静かにラウンドした。「(優勝へ)最善を尽くします」と最後まで謙虚に話した。

首位に立ったのは、1イーグル、6バーディー、2ボギーの65で回り5アンダーのY・E・ヤン(韓国)。初の賞金王を目指す同ランキング1位の今平周吾は7位、今大会で勝つしかチャンスのない同2位のショーン・ノリス(南アフリカ)は29位と出遅れた。