今平周吾(26=フリー)が4バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダーの275で8位となって初の賞金王を決めた。

今平の“師匠”で賞金王2回の谷口が辛口エールで愛弟子の成長を願った。「賞金王としては貫禄がなさ過ぎ。優勝(1勝)が足りない。周吾と一緒に回っても威圧感ないし、一緒に回ったら負けないと感じる」。辛辣(しんらつ)な言葉は愛情の裏返し。オフには谷口を慕って集まる今平ら若手と一緒にトレーニングする。「若手の中では周吾が抜きんでている。2年、3年と賞金王を続け圧倒的な強さを見せてほしい」と、期待した。