19年初戦を迎えた松山英樹(26)は、5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、54位で第1日を終えた。15番までに4アンダーと好位置につけていたが、16番で落とし穴が待っていた。

セカンドショットがグリーン右手前のバンカーにつかまったが、グリーンぎりぎりを狙ったリカバリーショットでミスをし、今度は右奥のバンカーへ。このホール痛恨のダブルボギー。結局、後半で3つスコアを落とし、上位に絡めなかった。

「良いショットも、悪いショットも、良いパットも悪いパットもあった。最後はちぐはぐになってしまった。16番のティーショットが、その後のミスにつながったと思うので、明日はそこを気を付けてできればいいなと思っている」と振り返った。

今大会は過去、アマチュア時代も含めて5度出場してきたが、最高順位は27位と奮わない。苦手とも言われてきているものの「上り3ホールをうまくプレーできたらよかったんじゃないかな」と話す。

第2日に向け「もっとできたんじゃないかなってところもあるけど、ピンを狙うショットは徐々に徐々に良くなってきたんじゃないかな。それを明日も続けられるようにしたい」と前向きに話した。

昨年の日本ツアー賞金王の今平周吾が、7バーディー、2ボギーの65で回り7位につけたのが、日本勢の最高だった。星野陸也は4アンダーで7位。稲森佑貴も松山と同じく52位。今季2戦目となる小平智、アマチュアで参加している金谷拓実は1オーバーで89位。池田勇太は2オーバーで112位だった。アダム・スベンソン(カナダ)が9アンダーで単独首位に立っている。