4位で出た今平周吾(26)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの67で回り、通算8アンダーで第2日を終えた。

前日からのショットの調子を維持し、前半の18番では2打目をピンに約6メートルにつける好ショットを披露。イーグルパットもしっかり決めスコアを伸ばした。「うれしかったですね。ショットがいいのでその流れでいけたらいい」と確かな手応えを伝えた。

昨年の日本ツアー賞金王が、常夏の島で存在感をみせつけている。昨年は54位だったが、大きくジャンプアップの予感。昨年までは海外の試合では、むくみが出たりしベストの状態で臨めないことも多かったが、今年はその反省を生かし、ラウンド後、ホテルのジムで約1時間、体を動かし、有酸素運動を行うことでむくみも解消。ベストコンディションで試合に臨んでいる。「トレーナーに教えてもらって取り入れている。疲れも取れて良い」と効果を話す。

2日間の状態を「80%」と話し、決勝ラウンドに向けて伸びしろを感じているが、いつも通り冷静なプレーを心がける。「コツコツやっていく。気負うと簡単に崩れてしまうので」とクールな男は世界でも無欲で頂点を目指す。

52位で出た19年初戦の松山英樹は、5バーディー、2ボギーの67でまわり通算4アンダー。首位につけるのは通算14アンダーのマット・クーチャー(米国)。