ゴルフを通じて青少年子女の教育活動として設立されたNPO法人ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパンは15日に都内で会見し、深堀圭一郎(50)、宮里美香(29)が新アンバサダーに就任したと発表した。

氏家正道理事長らとの同席で会見に出席した深堀は「子供を持つ父として人をつくる難しさを痛感している。ファースト・ティのプログラムを勉強していきたい」と普及活動に積極的な姿勢。米女子ツアーを主戦場としてきた宮里は以前からザ・ファースト・ティの活動を知っていたといい「今年は日本にいる期間が長いので、子どもたちと触れあう機会をつくりたいです」と声を弾ませた。

ザ・ファースト・ティは97年に米国で設立された。ザ・ファースト・ティ・オブ・ジャパンは11年に設立され、16年には宮里優作がアンバサダーに就任している。教育プログラムには「ナイン・コア・バリュー」と呼ばれる9つの価値観が存在。<1>正直<2>誠実<3>スポーツマンシップ<4>尊敬<5>自信<6>責任<7>忍耐<8>礼儀<9>判断に分類されておる。宮里は「私は小学2年からゴルフをしていますが、これを低学年から学べるのはうらやましいです」と、深堀とともに共感していた。