世界選手権シリーズの今季2戦目。3戦連続でトップ15入りを果たしている松山英樹(26=LEXUS)は、2バーディー、3ボギーの72で回り、1オーバーの35位で第1ラウンドを終えた。

前半でボギーが先行すると、後半も思うようにスコアを伸ばせなかった。原因はパットにある。最初の1番(パー4)で9メートルに1オンし、いきなりイーグルチャンスを迎えたが、外しバーディー。その後、2つのボギーとスコアを落とした。後半で流れを変えたかったものの、11番(パー5)、12番(パー4)でそれぞれ3メートル、4メートルにつけながら、バーディーパットを外した。

好ショットを打ちながらもパットで苦戦し、首位と9打差をつけられた。「ショットは良くなってきていると思うので、それをつなぐショートゲーム、特にパッティングが良くなかった。タッチがバラバラだったり、打ちミスだったりとかがある」と振り返った。

先週のジェネシスOPでは、5種類のパッティングを試したが、今回も「握り方とか微妙には変えてますけど、うまくいかない」と復調へ手探りが続いている。

第2ラウンド以降に向けて「入ってくれると気分的にすごく変わってくると思う。明日しっかりとスコア伸ばしていければいい」と気持ちを切り替えていた。

1月中旬に行われた国内ツアー開幕戦のシンガポールOPを途中棄権して以来の試合となる今平周吾(26=フリー)は、2バーディー、4ボギーの73で回り、2オーバーで47位、小平智(29=Admiral)は、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75で回り、4オーバーの58位。タイガー・ウッズ(米国)はイーブンパーの25位。ロリー・マキロイ(英国)が、8アンダーで首位に立った。