ツアー2戦目の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、大健闘の6位に入った。

前半に2つスコアを伸ばし、一時は首位に1打差に迫った。だが突風が吹いた後半に3ボギーで失速し「生意気なんですけど、前半が終わって(首位と)1打差だったので。まだ行けると思っていました」と胸の内を素直に明かした。

同組で憧れの鈴木愛が目の前で優勝し「レベルが高すぎてまねはできないけど、少しでも愛さんに近づきたい。1打に対する集中力がすごかったです」と刺激を受けた。

レギュラーツアーで初めて賞金約224万円を獲得し、リランキングに向けて収穫の多い大会だった。昨夏のプロテストに合格し、レギュラーツアーは昨年に1試合、今季は今大会が初出場。黄金世代の無名選手から、一気に知名度を上げた渋野は「自分でも衝撃です。これからが怖い」と笑った。