吉津谷彩香(茨城・ルネサンス高茨城校2年)が競り合いを制して、東日本決勝大会(4月20、21日、茨城・美浦GC)に進んだ。

インスタートの前半はすべてパーで飯村知紗(茨城・明秀学園日立高2年)に1打リードを許した。後半は2つボギーをたたいたが、8番で「右の斜面に行ったので危ないと思ったら出てきた。そうしたらディボット跡に入っていて、また危ないと思ったけど、うまく打てて、4メートルについた」と、これを沈めてバーディーを奪って逆転、1オーバー73にまとめた。

これまで決勝大会に2度進んだが「いつも、惜しい、みたいな」と世界ジュニア切符に手が届かなかった。原因はメンタル面の弱さだという。「池のあるホールで池を怖がってしまってミスして2発入れたり」と振り返る。1年前にジャンボ尾崎ゴルフアカデミーに入って腕を磨き、メンタル面も強化してきた。「今年は通りたい。英語を使ってみたいから世界ジュニアに行きたい」と意欲をみせている。