昨年大会8位の上原彩子(35=モスバーガー)は26位フィニッシュとなった。通算1アンダーの15位で出ると、2バーディー、3ボギーの73で回り、通算イーブンの288でラウンド。同大会で5年連続の決勝ラウンド進出を果たし、日本人最上位となった。世界ランキング4位畑岡奈紗、横峯さくらは通算2オーバーの39位。高真栄(韓国)が通算10アンダーでメジャー初制覇を成し遂げた。

序盤からバーディーチャンスを逃した上原は、4番で約2メートルのパットを決められずにボギーが先行。後半10番に2メートルのバーディーパットを沈めたが、13番ではバンカーにつかまり、15番ではアプローチミスでボギーをたたいた。最終18番で約3・5メートルのバーディーパットをねじ込み、大会を締めくくった。

上原は「最後に(パットが)入って良かったです。かなり昨日とグリーンの硬さもあって難しかった。メジャーセッティングで4日間ゴルフができて良い経験になりました」と振り返っていた。