昨年プロテスト合格の広田真優(19=フリー)が、初出場のツアー競技で2打差5位スタートを切った。

QTランク105位ながら、8日の主催者推薦選考会を15人中14位で突破。この日は4バーディー、2ボギーと2アンダーの70をマークした。

「スタート前の練習は緊張していましたが、お客さんに声を掛けてもらったりする中でほぐれました」と笑顔を見せた。

堀越高3年時のジュニア大会で優勝し、大ファンの申ジエがスポンサー契約を結ぶ企業が主催の韓国アマチュア大会に出場。そこでも優勝し、ホステスで来場していた申ジエと初対面した。

18年にプロテスト合格。同年の日本女子プロでルーキーキャンプ(新人研修)に参加中、申ジエと再会。「覚えていてくださって、もう感激して」と声を弾ませた。

過去に7度出場した下部のステップアップツアー競技とはグリーン周り、ピン位置などコース設定で難度の違いを感じるという。それでも、目標のために頑張りたい。「申ジエさんと一緒に回ってみたいんです」と、1位発進した大先輩の背中に食らいつく。