11、12年の松山英樹以来のアマチュアからの出場となった金谷拓実(20=東北福祉大)は、2バーディー、4ボギーの74で回り、通算3オーバーの57位でぎりぎり予選を通過した。

第1ラウンドは日本勢トップとなる44位で上々の聖地デビューを果たしたが、第2ラウンドは一転、洗礼を受けた。前半の4、5番でボギーをたたくと7番でもボギー。前半だけで3つスコアを落とした。

後半も13番でボギー。その時点で予選落ちの危機に陥ったが、15番でバーディーとし、16番では約14メートルのバーディーパットを沈め踏ん張った。「最後まで諦めちゃいけないという気持ちでできたし、こういう気持ちでプレーすることが大事だと思いました」と経験を力に変えた。

松山英樹(27=LEXUS)は、5バーディー、3ボギーの70、小平智(29=Admiral)も、5バーディー、3ボギーの70で、ともに1オーバーの46位で予選を通過した。73位から出た初出場の今平周吾(26=フリー)は、2バーディー、4ボギーの74で通算6オーバーで予選落ちした。

アダム・スコット(オーストラリア)、ブルックス・ケプカ(米国)ら5人が7アンダーで首位に立っている。