【オーガスタ=松末守司】松山英樹は通算3アンダーで25位。アマチュアの金谷拓実は1アンダーの39位。

松山は15番までに8つのバーディーを積み重ね一時は、5アンダーまで伸ばしたが、悪夢は最終18番で待っていた。第2打をバンカーに入れると脱出に2打を要した。グリーン上も2パット。第2ラウンド(46位)から順位は上げたが、優勝争いが遠のくダブルボギーだった。「感触より結果が良かったので、このまま終われればなと思っていたんですけど…。最後のダブルボギーがなければ良かった」と悔しそうだった。

それでも、フェアウエーキープ率は、第2ラウンドの57・14%から、92・86と跳ね上がった。不調だったドライバーが復調気配を示し、確実にスコアを伸ばせたのは今後につながってくる。最終日は雷雨の予報で厳しい戦いを強いられそうだが、「ツアーでは、何回もそういう雨の日だったりあるんでどうにかなると思います」。経験を糧に上位を追いかける。