松岡華(東京・日大通信1年)が、3オーバー75に持ちこたえ、2位に1打差ながら首位に立った。

「攻めきれなかったけど、守るところは守れたかなと思います」と振り返った。後半のアウトでショットが回復してきた。6番では6メートルにつけてバーディー、最終9番ではグリーンを少しこぼれたところから「4ヤード飛ばして8ヤード転がすというイメージ通り」というチップインバーディーで締めて、最終日につなげた。

決勝大会は4回目。「え? ここで? というようなもったいないボギーもあったけど、美浦の怖さを知っているので」と、無理をせずに耐えてきた。最近は「コースマネジメント力が上がったと思います。練習ラウンドでもピンを想像して歩測したり、よくグリーンを見たりしています」という。

世界ジュニア出場へ最後のチャンス。「あすはもうちょっと攻められたらと思います。各日にパーをとっていきたい」と、初代表に意欲を見せていた。