高野愛姫(あいひ、東京・飛鳥中3年)が4オーバー76で、2位に2打差の首位に立った。

インスタートの13番パー5の第3打で「グリーンのすぐ左にOBがあるのは分かっていたので」と避けようとして逆に右のバンカーにつかまり、しかも目玉に。出ただけでアプローチも寄らずダブルボギーにした。それでも18番で1メートルのバーディーを奪って2オーバーで折り返した。

7番では7メートルのパーパットを「下りだったけどしっかり打っちゃえと思って」と強気でねじ込み、アウトも2オーバーにまとめた。「1.5~2メートルのショートパットを3回外したのが残念。2つはカップをくるっと回って…。ラインが一筋違うのかな」と振り返った。

17日に美浦GCで練習ラウンドを行い、18、19日と東京都の国体予選に出場、明日の最終日で5日間連続のプレーになる。2大会に合わせて「70ヤード以内のショートゲームを重点的に練習してきた」といい、そのかいあって国体予選では優勝を飾った。その勢いで世界ジュニア代表も射止めたい。

「最終日はもうちょっとバーディーを取りたいです。せめて3つぐらいは」と意気込んでいた。