米通算3勝の野村敏京(26)は猛チャージで今季3度目のトップ10フィニッシュを果たした。

通算4アンダーの29位で出て1イーグル、5バーディー、3ボギーの68で回り、通算8アンダーの9位に食い込んだ。横峯さくら(33)と勝みなみ(20)は通算6アンダーの17位、上原彩子(35)は通算4アンダーの27位、山口すず夏(18)は通算2オーバーの54位、発熱を押して出場した畑岡奈紗(20)は通算3オーバーの62位となった。なおブルック・ヘンダーソン(カナダ)が通算16アンダーまで伸ばして大会連覇、ツアー通算8勝目を挙げた。

4番でバーディーを先行させた野村は続く5番パー5でチップインイーグルをマークして勢いづいた。後半も12番で3メートル、14番でも2・5メートルのバーディーパットを沈めた。16番のボギーの後、17番では2メートルのパットを決めてバウンスバック。難ホールの最終18番でボギーとしたが、4つスコアを伸ばし、ホールアウト後も満足顔。野村は「やっぱり今日はハワイの強い風で難しかったですね。でも来年も出たいです」と声をはずませた。翌週のヒューゲルエア・プレミアLAオープン(米ロサンゼルス)に向け「(昨年は)その大会で腰が痛くなりました。練習ラウンドはしましたし、風とグリーンの小ささが問題。来週も頑張りたい」と意欲をみせていた。