米男子ゴルフのマスターズで11年ぶりにメジャー制覇を遂げたタイガー・ウッズ(43=米国)が、13年ぶりに日本にやってくる。25日、自身のツイッターで今年10月に初開催される日米共催ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(10月24日開幕、習志野GC)に出場する意向を表明した。

大会は、賞金総額975万ドル(約10億7300万円)、優勝175万ドル(約1億9300万円)で、国内大会としては史上最高額となるビッグな大会。出場がかなえば、日本参戦は06年に2位に入ったダンロップ・フェニックス以来となる。「10月に私のお気に入りの国でもある日本にて、今年より開会されるZOZO CHAMPIONSHIPの本戦に出場することに大変、興奮しています。秋が来るのが楽しみです」とコメントした。

来日に合わせて20年東京オリンピック(五輪)会場となる霞ケ関CCでの練習なども熱望しているとされ、五輪への動きも加速してきている。五輪出場権は、1つの国・地域から最大4人で、ウッズはマスターズ優勝で世界ランキングで6位まで浮上。強豪ぞろいの米国の中でも4番手につけ、五輪出場圏に入ってきている。

ケガやスキャンダルを乗り越えて、メジャー通算15勝目、米ツアー通算81勝目を積み上げ、完全復活を果たした。サム・スニード(米国)の歴代最多82勝に王手をかけており、歴史的瞬間が、日本で見られるかもしれない。