60回目の節目の大会が開幕し、今季初戦となった石川遼(27=CASIO)は、散々な結果になった。

2バーディー、1ダブルパー、1ダブルボギー、7ボギーでホールアウト。パー70を81で回る大たたきで、11オーバーとなった。ホールアウト時点で、出場108人中107位という目も当てられないスコア。第1日にして、早くも予選通過は絶望的な状況に追い込まれた。

石川はヘルニアの症状で、今季の国内開幕戦となった東建ホームメイト杯を欠場。4月末に打ち込みを再開したばかりだった。

開幕前の4月30日には「今年は日本一になるのが大きな目標。賞金王になりたい。その第1歩。そして、世界一の人たちに挑んでいきたい。令和という時代に(新しい記録を)塗り替えていく」と話していたが、日本一は遠い目標になりそうだ。

同組で回った尾崎将司(72)も80とたたき、同10オーバーの106位。石川は72歳のジャンボ尾崎にも、1打及ばなかった。