腰痛を再発した石川遼(27=CASIO)が、08年のプロ転向後初めて棄権した。第5腰椎のヘルニアの症状で、今後のツアー出場は不透明になった。

以下、石川と一問一答。

-棄権を決断したのは

石川 今日の朝です。コースに着いてからです。

-起きた段階ではプレーしようとしたのか

石川 起きた時の方が、むしろ厳しかったのですが、こっち(会場)に来て、万が一にもプレーできるかも知れないので、最後まで決断はしないでと思っていました。

-朝の症状は

石川 昨日の夜の方が悪かったです。昨日8番ホールで、筋肉性なのか、肉離れなのか、ひねったというか。急性的にそんな感覚になって、そこで炎症が起きていましたが、そこから(最終ホールまで)2時間以上プレーしたのもあるので。プレーしている時はアドレナリンもあったと思う。朝になって血流がいいところ、悪いところと、分かれてきた。治りきらなかった感覚と、歩いていても力が入る感じがしなかったです。

-治療はしたのか

石川 昨日はアイシングをして、その後に普段診ていただいている先生に診てもらって、少しは改善しましたが。炎症が起きていたので、それが1日でなくなるという望みは薄かったです。

-腰の全体が痛いのか

石川 一部分ですね。

-同組のジャンボ尾崎とは、どんな話をしたのか

石川 2日間、楽しみにしていたので。昨日もジャンボさんの素晴らしいプレーが見られましたし、今日プレーできなくて「申し訳ないです」「残念です」とお伝えして、「早く治せ」と激励をいただきました。